【くろのベースことはじめ】くろ、ベース始めます。【1】
こんにちは。大学4回生になり、卒論に追われているくろです。ベースは実は高校生の頃からやってみたいと思っていたのですが、なかなか機会がなくここまで来てしまっていました。
くろの楽器経験について
ピアノを小学生の頃2年間、それ以降は大学に入ってからちょくちょくピアノを弾いています。そのほかの楽器は高校の音楽の授業でヴァイオリン、アコースティックギターをやっていたくらいの楽器初心者です。
そんな楽器初心者ですが、音楽はよく聞く方で、低音が大好きなのでベースに惹かれていました。
ベースを手に入れるまで
つい先日、なんだかんだで結局買わないんだろうなと思っていたベースを、とうとう買ってしまいました。
全ての始まり
つい先日、ふらりと近所の楽器屋さんに立ち寄ってしまいました。これが全ての始まりでした。
楽器屋さんはピアノの楽譜を買うくらいで、他の楽器など少しも興味がなかった私は、ギターやベースのお店に入っても何をすればいいかわからず、入店から30分ほどフラフラと楽器を見て(いるふりをして)いました。
そろそろ足も疲れてきた頃(いつまでいるんだ)、意を決して(?)店員さんに聞いたのです。
「あ、あの。ベース始めたいんですけど、選び方がわからなくて。教えていただけませんか。」
は、恥ずかし。
幸いにも、店員さんはとても親切で、詳しく教えていただけました。
ベースの購入にあたって店員さんにお伝えしたこと
ひとまずベース売り場まで連れて行っていただき、聞かれたのが
- 好みのメーカーはあるか?
- 好みのボディカラーなどはあるか?
- 予算はどれくらいか?
でした。私は楽器をやっていた友人に事前に相談していたのでFenderまたはFGNを考えていますとお伝えしました。また、黒いボディが好みだったのでそれも伝えました。そうして紹介いただいたのがこの2つのベースです(URLはFUJIGENさんの公式サイトです)。
- FGN BMJ-R/3TS (6万円くらい)
- FGN JMJ2-AL-R/BK (10万円くらい)
どちらもFUJIGENさんのベースですが、Fenderを選ばなかったのは私の予算の問題です……
店員さん曰く、FenderとFUJIGENではFUJIGENの方がコスパが良いらしいです。
ベースの試奏
この2つのベースを試奏することになりました。店員さんに連れられて試奏室へ。
おーこれがアンプか、と思いながらセッティングを眺めていました。
店員さん「どうぞ。」
といってベースを手渡されたものの、弾き方がわからないので、なんとなくポロポロと弾いてみました。
私「なるほど。ありがとうございます。」
もう一本のベースに交換してもらい、弾いてみました。
私「なるほど。ありがとうございます。」
私「……」
店員さん「どうです?結構違いますよね。」
私「あはは。」
私「……」
店員さん「……」
私「(わからん。)」
ベースことはじめーー完ーー
嘘です。終わりません。
ベースの音の違いがわからない私のポンコツ耳
自分が弾いてもわからなかったので、店員さんに弾いてもらうことに。
店員さん「私もベースはあまり弾けないんですけどね。」
私「そうなんですね。(ギターとかドラムの人なのかな。)」
店員さん「ドゥンドゥンドゥン」
私「…めっちゃ弾けるやん。」
店員さん「じゃあこっちも弾いてみますね。ドゥンドゥンドゥン」
私「おお〜!」
今日イチ大きい声を出してしまいました。全然違う。音の伸びが段違いでした。
値段の低い方はどこか遠くでなっているような感じな上、震える弦の音がすぐに減衰してしまうような感じなのに対し、値段の高い方は重厚感のある音で弦の音が伸びやかでした。
悪いのは私の耳ではなく私の弾き方でした
値段の高いベースの方がいい音だという、ある意味当たり前の結果を目の当たりにした私ですが、良い方は予算的に苦しいという状況に。
店員さんには業務に戻っていただき、少し考えつつ店内をフラフラすることに。
30分ほど店内を歩いていると、先ほどの店員さんがやってきて、驚きの提案をされました。
店員さん「シールド、ピック3つ、スタンド、チューナーつけて10万円まではできますけど、いかがですか?」
私「ほんとですか?(え、本体だけで10万円近いけど、いいのかな。)」
店員さん「ええ。」
意を決した私「買います!」
店員さん「ありがとうございます。」
ベーシスト、私
今回、本当はあまり買うつもりはなく、実物のベースがどのようなものなのか見たかっただけなのです。
しかし、店員さん曰く最近の物価高騰でベースの仕入れ値も上昇しているとのことでした。
年明けには、ものによっては2万円程度値上がりするものもあるそうです。
そう言われてしまうと、買うしかないですよね。
おまけ
ソフトケースに入れたベースを背負って電車に乗ったら見事にネックをドアの上に引っ掛けました。
周りの方にも迷惑になるので電車に乗る時はおろして乗りましょう。という事を学びました。
第2回「ベースと周辺機材とご対面」へ続く