【温泉のすすめ】有馬温泉へ行こう【Vol. 5】

有馬温泉全景
有馬温泉全景

今回は、群馬の草津温泉、岐阜の下呂温泉と並ぶ日本三名泉のひとつ、有馬温泉です。

また、愛媛の道後温泉、和歌山の白浜温泉と並ぶ日本三古泉のひとつでもあります。

有馬温泉の基本情報

アクセス

兵庫県神戸市西区有馬町にあります。

六甲山を間近に望むことができる温泉地となります。

阪神高速7号北神戸線 有馬口ICから10分ほどです。

電車

阪急夙川(しゅくがわ)駅で有馬系統(有23)のバスに乗り換え、有馬温泉[太閤橋]で下車

バスの乗車時間は40分ほど

温泉について

有馬温泉には大きく金泉と銀泉という2種類の泉質があります。さらに、銀泉は炭酸泉とラドン泉に分けられます。

金泉

含鉄・ナトリウム-塩化物強塩高温泉 泉温83.5 ℃

金色に見えることからその名がつけられた金泉ですが、実は湧き出した瞬間は無色透明の温泉です。

それが空気に触れることで、温泉に含まれる鉄が酸化され、茶褐色の温泉になるのです。

効能

神経痛、筋肉痛、五十肩、運動麻痺、関節のこわばり、うちみ、くじき、慢性消化器病、 痔疾、冷え性、病後回復期、疲労回復、健康増進、切り傷、やけど、慢性皮膚病、虚弱児童、慢性婦人病

引用:兵衛 向陽閣

銀泉(炭酸泉)

炭酸泉/単純二酸化炭素冷鉱泉/ラジウム泉/単純放射能温泉

こちらは金泉とは異なり、含有鉄分が少ないので空気に触れても無色透明の温泉です。

適応症

神経痛、筋肉痛、関節痛、五十肩、運動麻痺、関節のこわばり、うちみ、くじき、慢性消化器病、痔疾、冷え性、病後回復期、疲労回復、健康増進、※高血圧症、※動脈硬化症、痛風、慢性胆嚢炎、胆石症、慢性皮膚病、慢性婦人病、切り傷、やけど

引用:有馬温泉 銀の湯

銀泉(ラドン泉)

単純放射能温泉

炭酸泉とは異なり、ラドンを多く含むことからラドン温泉とも呼ばれます。

三朝温泉など、中国地方の温泉でよく見られる温泉です。

呼吸器からのガスの吸入により、全身の組織へ到達し、自然治癒力を高めます。

引用:兆楽

有馬温泉の特徴

有馬温泉の特徴は、なんといっても3種類の温泉を一度に楽しめるところにあります。

金泉、炭酸泉、ラドン泉と、さまざまな泉質の温泉に好きな時に入れるというのが有馬温泉の特徴です。

正しい入浴の方法などについては有馬温泉公式サイトに詳しくありますのでぜひご覧ください。

六甲山からの景色
六甲山からの景色

有馬温泉街

有馬温泉街の様子
有馬温泉街の様子

温泉街は有馬川に沿って広がっています。温泉街の規模としては中規模です。

まとめ

近畿圏では最も歴史が古く、知名度もある温泉のひとつ「有馬温泉」を紹介しました。

九州や関東に比べると温泉地の少ない近畿ですが、ひとつひとつの温泉の満足度が高いのが特徴でもあります。

大阪や京都にお住まいの方はぜひ、一度足を運んでみてはいかがでしょうか?

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