【温泉のすすめ】加賀温泉郷山中温泉の旅【vol.2】

温泉紹介第2弾は加賀温泉郷山中温泉です。

加賀温泉駅前
加賀温泉駅前

加賀温泉郷とは?

加賀温泉郷は石川県加賀市に位置し、山代温泉・山中温泉・片山津温泉・粟津温泉(小松市)の4湯からなる温泉です。

今回僕が宿泊したのは山中温泉。駅から車で20分ほどかかるため、訪れる際には自分の自動車・バイクまたは宿泊施設からの送迎が必須です。金なし大学生の僕は旅館の送迎を予約しました(無料)。バスは駅前から旅館まで送迎してくれるので正直何も不自由はありませんでした。

ちなみに、山中温泉はこの加賀温泉駅から5kmほど離れていて、歩きだと厳しいものの山代温泉に比べると比較的訪れやすくなっています。

山代温泉旅館群
山代温泉旅館群

上の写真は帰りに撮った山代温泉旅館群。

粟津温泉は粟津駅から同じく5kmほど離れたところに位置しています。

以上3湯はJR線の南側、つまり山側にありますが、片山津温泉は例外としてJR線の北側、柴山潟周辺にあり、動橋駅から3kmのところに位置しています。

山中温泉について

話を戻して山中温泉をご紹介します。

山中温泉は山あいに位置しており、自然に囲まれた温泉です。泉質はカルシウム・ナトリウムー硫酸温泉となっています。弱アルカリ性で若干のぬめりがあるものの無色透明と、入りやすくなっています。

まずは旅館へチェックイン

今回宿泊したのは「旅館 たわらや」さん。かつて宿代をお米で支払っていた時、旅館の前に米俵が積まれたことが名前の由来だそうです。それほど人気だということですね。

白鷺湯 たわらや
白鷺湯 たわらや

午後3時、早速チェックインをして部屋へ。コロナウィルス対策のため部屋までの案内はなく、鍵を受け取り荷物を部屋に運び込みます。

たわらやの客室
たわらやの客室

おお、広い。1人で過ごすには十分すぎる広さのお部屋、壁などに傷もなく、椅子なども清潔に保たれていました。ちなみにこの写真を友人に見せたところ、「広い部屋にぽつんと1つだけ椅子があるの寂しいな。」と言われました。悪かったな、一緒に泊まるような関係の人がいなくて。

それはともかくとして、気になるのは温泉。

たわらやの露天風呂 [引用元 白鷺湯 たわらや ホームページ(URL:https://www.tawaraya.co.jp)]
たわらやの露天風呂 [引用元 白鷺湯 たわらや ホームページ(URL:https://www.tawaraya.co.jp)]

露天は上の写真の通りかなり広いです。眼下には川が流れており、対岸は緑の森、人の気配のない自然に囲まれた温泉です。屋内湯は露天の2倍ほどの広さでした。

素晴らしい。

露天風呂で温まり、鳥のさえずりと川の流れる音を聞きながら涼む、時間を忘れて温泉を楽しんでしまいました。

温泉を楽しんだ後はお夕飯をいただきます

お夕飯
お夕飯

あっという間に夕飯の時間がやってきました。懐石三段重にお鍋、炊きたてご飯とかなり豪勢でした。ちなみにご飯は水の代わりに温泉を用いて炊いたもので、自分で火をつけて炊くという選択もできます(夕食のみ)。若干塩っけのある炊き上がりになっていました。温泉に含まれる塩分かな?

さて、お重の内容は…

お重
お重
お重のお刺身
お重のお刺身

お刺身・海鮮サラダ・色々 の三段でした。海鮮サラダだけやけに洋食っぽいなと思いましたが、どれもおいしかったです。お重の食べ方、わからない…上から食べるのがマナーだったりするのですかね?

ちなみに普段は前菜から順に出していただけるそうですが、今回はコロナウィルス対策の一環として一度に全て準備されていました。ビールも追加できるそうです。

僕は結構食べる方なのですが、お腹いっぱいになりました。しばらく動けそうになかったのでお茶を飲みながら外の景色を眺めてお腹を休めていました。

お食事処からの景色
お食事処からの景色
客室からの夜景
客室からの夜景

夜間は対岸の森がライトアップされるようで、紫や赤、緑などに次々に彩られていました。

ご飯の後はお部屋でゆっくり過ごします

お布団
お布団

部屋に戻るとお布団が敷かれていました。おいそこ、「1人とか寂しいな。」とか言うんじゃありません。コロナ対策ですよ。ほんとだよ?

ひと段落して、寝る前に温泉に浸かり、22時くらいに眠りにつきました。コロナ自粛の疲れが温泉に流れていきました。やはり温泉は精神衛生上極めて優れた効能を持つのですね。

ゆっくり休んで、豪華な朝食をいただく

朝食
朝食

翌日、朝食は和定食。温かいご飯にお味噌汁。朝風呂に入った後でかなり空腹だったというのもありあっという間に食べ終わってしまいました。

旅館の温泉だけでも十分満喫できますが、時間のある方は「総湯 菊の湯」に行ってみる事をお勧めします。たわらや宿泊者は、通常460円のところ、半額の230円で入ることができるそうです。

食後に再び旅館の温泉に入り、部屋でくつろいでいるとあっという間にバスの時間になってしまいました。チェックアウトを済ませると、フロントの方が荷物をバスに運んでくださりました。そしてバスが出発するときには外まで見送りをしてくださいました。

まとめ(山中温泉と山代温泉、どっちがおすすめ?)

終始とても丁寧に接客していただきました。正直、大学生というだけで若干適当な扱いをされたりすることがあるのですが、こちらの宿は全くそのような素振りはなく、非常に満足な旅でした。また来たいと思います。コロナウィルスが早く収束して気兼ねなく温泉に行けるようになりますように。

加賀温泉に行こうと考えている方で、必ずと言ってもいいほど直面する選択、それは

「山中温泉と山代温泉、どっちに行こう?」

という選択。

結果から申し上げましょう。自然に囲まれてゆっくりと流れる時間を楽しみたい方は山中温泉一択です。一方気軽に温泉に入りたいという方は山代温泉の方が移動時間が短いので良いでしょう。

個人的には山奥で都市から離れ、木々のざわめきや川の音、鳥のさえずりを聞きながら温泉でゆっくりしたいタイプの人間なので、山中温泉はとても合っていました。

質問等あればお気軽にどうぞ。

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