【温泉のすすめ】下呂温泉の旅【Vol.1】

 僕は無類の温泉好きで、暇あるごとに温泉に行っています。しかしながら、今は新型コロナウィルスの猛威によりなかなか旅行に行くことができません。特に温泉は人が密集しがちなので今後しばらくは満足に温泉旅行に行くことができないと思われます。そこでこの時期に僕が今までに行った温泉を紹介し、読者の皆様の旅行地選定の資料としていただこうという企画です。この機会に、ぜひ温泉の魅力を感じていただければ幸いです。それでは、温泉のすすめ、第1弾、下呂温泉編スタートです。 

 いざ、下呂温泉へ出発

少し前になりますが、2019年11月下旬に下呂温泉に行ってきました。下呂温泉といえば、日本三名泉の1つに数えられる有名な温泉地です。ちなみに残りの2つは群馬県の草津温泉と兵庫県の有馬温泉です。どちらも行ったことがあるので後々紹介します。

ところでなぜ11月下旬という微妙な時期に行ったのかというと、大学の学祭がある影響で5連休が生成されたので、前半3日は学祭に顔を出し後半の二日間で旅行することになったのです。学生身分なのでお金はそんなにありません。と、いうことでここで登場!青春18切符!…とはならなかったのです。というのも青春18切符は期間限定で11月は対象外。さらに5枚1セットなので5日間または5人分使わなければなりません。

なので今回は普通に鈍行を乗り継ぎ行ってまいりました。スタート地点は京都駅、鈍行乗り継ぎだと下呂温泉のある下呂駅までちょうど5時間くらいかかります。お喋りしていればわりとすぐに着きますね。

下呂温泉駅のホーム
下呂温泉駅のホーム

ということで下呂駅到着です。天気はあいにくの雨。まあ小雨なのですぐ止むでしょう。

下呂温泉駅の外観
下呂温泉駅の外観

実は下呂温泉街は駅から飛騨川を挟んで反対側にあるんですね。もちろん駅側にもお土産屋さんなどはあるのですが、ザ・温泉街というのは対岸に集まっています。駅を出て右へ少し歩くと線路の下をくぐるトンネルがあるのでそこを過ぎ、大きな橋を渡るとそこには見慣れた光景が。

下呂温泉街
下呂温泉街

温泉街を抜け、温泉寺へ

ここが温泉街の中心地、阿多野川です。日曜日ですが若干シーズンを外しているからか人は少なめでした。お昼まで少し時間があったので紅葉が有名な温泉寺にまず行ってみることにしました。上の写真の場所からおよそ20分くらいのところにありますがかなり高いところにあるので階段が若干キツかったです。車なら別の道で登れそうだったので、車で行く場合は幾分楽かと思います。

温泉寺と紅葉
温泉寺

紅葉満開ですごく美しかったです。11月上旬から中旬にかけて、紅葉真っ盛りの時期にはライトアップされるそうですが、僕の行った下旬はもうライトアップ期間が終了していました。残念。

観光をしつつ、お腹を満たす

少し歩いてお腹が空いたのでお昼を食べることに。

飛騨牛まんとマンホール
飛騨牛まんとマンホール

お昼は飛騨牛まん。飛騨牛がたっぷり詰まった肉まんでとても美味しかったです。値段は480円とちょっとお高め?でも飛騨牛ならこのくらいが相場なのかな。どちらにせよ大学生にとってはちょっと躊躇してしまう値段でした。でもとても美味しかったので食べてみる価値はありますよ。

そうそう、上の写真で右の方に何かいますよね。これ、どこかで見たことありませんか?

下呂プリンのお店
下呂プリンのお店

そう、『ケロリン桶』とセットでいたりするカエルです。下呂温泉ではこのカエルが『げろぐるくん』としてマスコットになっているそうです。下呂温泉→ゲロゲロ→カエルの鳴き声→げろぐるくん?という過程でしょうか。泣き声に飛ぶとはなかなか面白い発想ですね。せっかくお店まで来たのでプリンを買うことに。

下呂プリン
下呂プリン

ちょっと硬めのレトロタイプを購入。400円でした。おいっしいんだこれが!しかも食べた後この瓶は記念にもなる。下呂温泉に来たときはぜひこれを買うことをお勧めしたいです。ただしあまり日持ちはしないそうなのでお土産に買う際には注意が必要です。

温泉に入ろう

さて皆さん、ここまでで何かおかしいと思いませんか?そう、温泉に全く入っていないのです。温泉旅行だというのに…ということで、下呂温泉の特徴、湯めぐり手形を購入しました。1300円で下呂温泉にある好きな温泉(一部除く)に3箇所入ることが可能なのです。

しかも、対象の温泉は一流ホテルにある温泉だったりするので安く高級ホテルの温泉を楽しめるという利点があるのです。欠点を挙げるとすれば入れる時間にある程度制限があることくらいでしょうか。僕はちょっと気になったくらいですが、もしかしたら気になる方もいるかもしれませんので事前に対象温泉の時間をパンフレットで確認すると良いでしょう。ちなみにパンフレットは大体どこにでも置いてあります。

湯めぐり手形
湯めぐり手形

この湯巡り手形も記念品になるので旅の思い出にいいと思います。それでは早速温泉へ、、いかないんですねえぇ〜。

下呂温泉街から少し離れた合掌村へ

温泉は明日へお預けと言うことで今日は合掌村へ。何でも白川郷から移設したものが下呂温泉にあると言うことで早速行ってみました。

合掌村
合掌村

中には足湯や資料館があり、歴史に興味のある人はもちろんあまり興味のない人でも楽しめそうです。ただまあ、友達と遊びに行ったりデートだったりする場合にはあまり、向かないような気がします。僕はあの日本庭園のような雰囲気、好きです。うちにも日本庭園を作りたいなあ、と言う野望が浮かんでくる程です。

そうしてのんびりしているうちに夜になってしまいました。

下呂温泉街の夜景
下呂温泉街の夜景

夜の雰囲気、いい!デートにはもってこいです。温泉街だからか、夜でもあまり寒くありませんでした。

夕食は飛騨牛を楽しむ

さて、夕飯は「せっかく下呂に来たのだから飛騨牛を食べたい」と考えて、飛騨牛のお店に。

せん田「朴葉味噌ステーキ御膳」
せん田「朴葉味噌ステーキ御膳」

おいっしいんだこれがまた!今まで食べたことのないような牛肉、幸せでした。値段は2640円。痛い!痛い出費ですよ大学生にとっては!でもいいんです。これを食べるために電車代を節約してきたのですから。皆さんは、新幹線を使って移動時間を短縮するか、鈍行で我慢して美味しい夕食を食べる、どちらを選びますか?

こうして1日目は終了。

下呂温泉旅、2日目

二日目は朝から湯巡り手形を使って朝風呂へ。朝も気持ちがいいですね。

阿多野川と紅葉
阿多野川と紅葉

そして旅館に戻りチェックアウト、残り二箇所の温泉を巡ってお昼時になってしまったので帰路につくことに。1日で三箇所温泉を巡るのは若干無理があったように思いました。一泊二日の理想としては1日目に一箇所、翌日に朝風呂ともう1つ行くのがちょうどいいバランスなのではないでしょうか。

鈍行での旅だったため一泊二日ではちょっと物足りない気がするものの、十分温泉も飛騨牛も満喫できました。第一弾はこんな感じでおしまいです。温泉、行きたくなったのではないでしょうか。コロナがおさまったらぜひ、下呂温泉に行ってみてください。温泉は体だけでなく心もリラックスさせてくれるところです。

※温泉にはマナーを守って他の方の迷惑にならないよう入るようにしましょう。

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